1、 皆さんは、ヘルパーとしてどのような気持ちで利用者さんに接していま
すか?
(自分は利用者さんから好感をもたれていると感じる人?
何を根拠にそれを感じますか?)
・ 利用者さんの立場であれば、どうしてほしいのか,ご家族は何を望まれているかを考えます。自分の両親も生きていたら、こんなこともしてあげられたのにと考えることもあります。どんな時でも笑顔で接していきたい。
・利用者さんの体調確認、表情を確認し体調の変化、心の変化を確認し、少しの変化を感じ取りながらコミュニュケーションをとれるように気を付けています。
・今日は落ち着いておられるのかな、体調は良いのかな、など考えながら訪問をします。
・調理をすることが多いので、おいしく食べていただきたいので(今日はどんな調理をしようか?)などを訪問前に考えています。
・笑顔で。明るく元気で訪問できる様心がけています。
・ときには近所のおばさんの様に、時には親戚の人の様に、時には両親に接するようにしています。
・利用者の立場になってケアを考えています。(自立支援を目標として)
☆利用者さんに好感をもたれていると感じるとき
・アドバイスを快く受け入れてくれるとき
・笑顔で接してくれるとき
・献立がおいしいといわれたとき
・訪問する自分自身が楽しい気持ちになる利用者さん宅、以心伝心を感じるとき
・退出時(気をつけてかえりや!)と声をかけてくださるとき。
・あなたが来るのを楽しみにしているといわれると、この仕事をやっていてよかったと思います。
・気まぐれな利用者さんに慣れてしまって、好感をもたれているか疑問
2、 この仕事は自分に合っていると思いますか?
・厭とは思いませんが、満足にケアができているか不安です。
・初めは不安でしたが、利用者さんにとても感謝をしているといわれると自分自身喜びも感じるようになり、今、この仕事は自分の天職だと感じている。
・合っていると思う。おむつ交換も別に苦痛ではない。汚いところをきれいにするのが好きです。
・ヘルパーの仕事は好きです。いろいろな人に出会えるから・・・
・合っていると思いますが、まだまだ勉強中です。続けている限り勉強かも・・
・利用者さんがいつも通りの生活を送っておられ、不穏なく心穏やかに過ごされていることが確認できた時、また自分の訪問を待って下さる方がいるとき、この仕事は自分に合っているのだと感じます。
・とてもストレスがたまる。
3、 4K(きつい、汚い、危険、臭い)と言われていますが、仕事をしていてそれを感じたことはありますか?
・自分より体重の重い人を車いすのまま、バスに乗せ、通院するときなど、とても危険で体力的にも、きついと感じる。(危険と感じるときは、サ責、ケアマネと相談を行う)
・仕事と割り切れているのでヘルパ−の仕事を4Kとは感じていません。
・入浴もされず、部屋の掃除、ゴミも出されていない。ヘルパー訪問時はきちんと捨てるのですが、不用品を捨ててもまたゴミ箱からもちかえられます。
同じことの繰り返しでやりがいがないし不潔すぎる。
・掃除道具もそろっていなく、トイレ用クリーナも買ってくれない時、どうしても匂いが取れない。
・独居でお住まいの男性宅へ訪問したとき、抱きつかれたことがあった。危険なことです。じぶんひとりで自分を守ることができるか心配、危険と感じる
・真夏・真冬の入浴介助はきつい。冬場はヘルパーが風邪を引くことが多い。
4・ホームヘルパーは家政婦と違います。あくまで介護が必要となった人が日常生活を送るうえで困難となった部分の手助けをするというスタンスです。あなたはその線引きができていますか?
・利用者さんのほうができていない。介護保険の制度をいくら話してもわかってくれない。無理を承知でできないかといわれる。
・同居の家族がいる場合、2人分してもらって当然の考えが頭から離れない。
・出来ないと断るのはとても難しい
・出来ること、できないことをしっかり伝える
・家政婦の様だと思ったこともありますが、今回仕事を始めてみて特別な仕事なんだなと感じたことがありました。いろいろ知るということが勉強し続けることが線引きできることかなとも思います。
5・今後の課題
・ヘルパ―として自分の健康を保つこと。
・初心に戻り技術と知識の習得に努めたい。
・介護保険について利用者様からの質問にしっかり答えられるようになりたい。
・職業柄、オールマイティでなければいけないと考えますが、大変に難しく思いますが、少しでもそれに近づける様日々の精進。(料理、掃除、利用者さんの興味に答えられるようなど)